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金の島の物語 -1-

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第一章 《聖女の宝冠》 

遥か遠い星の上で紡がれる、時の監視者をめぐる物語。

大陸レガイア。
幾度も文明の興亡の舞台となった〈中の海〉に浮かぶ、〈金の島〉と謳われる島、ファイアル。人々の未だ知らぬ変動の前に、歴史の横糸を紡ぐ者たちが、それと知らずファイアルに集まってゆく。
聖女の宝冠が人々の目の前に姿を現すとき、ファイアルに〈約束の乙女〉が訪れる…。LinkIcon試しに読む

金の島の物語 -2-

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第二章 《東方の動乱》

あの時に、我々は出会っていた──知らぬ間に、そして喜びと哀しみのうちに、繰り返される出会いと別れ。

東方の大国マンリェウにて、老皇帝は天に帰る。宮廷内で粛清の嵐が吹き荒れ、動乱へと育つ。そしてファイアルにて──変事を告げる精霊獣に導かれ、魔導師と半妖精は〈獅子の子〉を救うために奔走する。
藍波の月、その夜が明けたとき、歴史を変えるマンリェウの眠れる獅子は遂に立つ。LinkIcon試しに読む

金の島の物語 -3-

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第三章 《焔の陰謀》

魔法の《管理者》たるアスクレピア会を廃し、禁断の力をもって野望を遂げようとする者達。共和国大会議の裏で、陰謀が密やかに進む。
一方で、ファイアル政界での権力争いも、歩み寄りの芽すらないことを露呈していた。
欲望と愛国を掌に乗せ、踊る人々を見つめるのは、世界の終わりを見た者の、冷たいヘテロクロミアか──。
そして今、一人の牧人がファイアルへと向かっていた──。
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金の島の物語 -4-

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第四章 《牧人来れり》

一人の孤児を連れて、マンリェウ帝国から牧人がやってきた。
不幸な争いが生んだ哀しみと、縺れる糸とを、知らず癒し解きほぐしててゆく青年。しかしアスクレピア会への包囲網を作るべく、〈世界の終わりを見た者〉の意を受けてファイアルに現れた者たちの中には、彼の幼なじみの娘の姿もあった。
そしてアスクレピアの〈マテリアル〉とは何を示すのか───。
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天の獣 -1-

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千年の昔。その世界には、かつて星を旅するほどの文明が栄えていたという。しかし世界を覆い尽くした暗黒の潮流──《魔大戦》──によって、それは歴史の闇の中に消え去った。
やがて立ち直った世界は利害の調整のために警察国家を創りだす。
だが調停者としての役割に疑問を持ったとき、警察国家はいつか〈帝国〉という姿へと変貌してゆく。
「王道楽土」の建設を旗印に進撃を続ける帝国の在り方に疑問を持ってしまった少女は、育ての親に背を向け、反逆者として処刑されることになるが…。
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天の獣 -2-

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去る者、去られる者。誰よりも近い魂同士が、誤解とすれ違いから道を違えていく。
世界で唯一の強大な魔道師である帝国宰相は、何を守り、何を求めようとしているのか。答を知るのはただ、彼の中に共存する〈獣〉のみ。
ジドール共和国を包囲する〈大いなる半弧〉を完成させるため、帝国宰相率いる帝国軍は、北の大地へと侵攻する。帝国を捨てた少女もまた、北へと歩を進めていた。
《魔大戦》の三王の一人が眠る北の地に、二つの月が導く宙からの力と、〈獣〉とが集結する。
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天の獣 -3-

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氷雪の地に純白の風が吹きすさび、鮮血の嵐を呼ぶ。
戦いの中で同じ名を持つ二人が再会する。
決定的に道が分かれたことを悟る二人だったが、少女の眼前で、天空から降り注ぐ力を与えられた凍王ケツォステルが長い眠りから覚め、天空へと飛び去った。その声が呼ぶのは、かつて〈獣〉の宿主だった雷王アイオロージア──。
ひとつの目的を達した帝国宰相は帝都へと戻るが、待っていたのは絡みつく手と、脅迫だった。
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天の獣 -4-

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〈獣〉は何故、彼の内に棲むこととなったのか。
帝国宰相は如何にして宰相となったのか。その理由が語られる。
彼を育てた人物の旧友は、現在はジドールにいた。
もはや帝国に対抗できる唯一の勢力となったジドールヘ、帝国に敗れた者達は集まっていく。セレスティナ達と、帝国を捨てたその人物との、不思議な縁が導く一瞬の邂逅。
かつて予言に示された道はふたつ。果たして救世の星は輝くのか──。
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天の獣 -5-

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帝国宰相、倒れる──。衝撃が帝城に走る。
〈獣〉の支配に耐えかね、拒食と不眠の果ての結果だった。〈獣〉が巧妙に人目を避けつつ、生命力の維持と復帰に懸命になる間、宰相は長い夢を見ていた。その手をすり抜けていった者達の懐かしい思い出と、自らの罪。そして逃れられない〈獣〉の支配。
やがて意識を取り戻した彼に安堵する人々だったが、彼等もまた、各々の事情を抱えていた。
ジドール共和国の正当な後継者とは、いったい誰か──。
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